2005/04/23

 
 新学期が始まってから、授業も詰まっていて大変な上に、お花見パーティだ説明会だとずーっと忙しく過ごしていましたが、この週末はやっと一息つけそうです。

 今日は2週間ぶり(!)にフィットネスクラブで汗を流し、その帰りにインディアン・グッズを扱うお店に行きました。アメリカのネイティブ・アメリカンが作ったアクセサリーや小物を、現地で直接買い取ってきているというそのお店で、明るい色のトルコ石がちりばめられたココペリのペンダントを買いました。

 ココペリ。覚えていらっしゃいますか?3月29日のブログでもご紹介しましたが、インディアンの精霊。そして、『花と爆弾』を読んで、そこから曲を作ってくださった心温まる音楽ユニット「ココペリ」さん。その「ココペリ」さんのライブにお邪魔して、『花と爆弾』の紹介をさせていただく日が、来週の金曜日4月29日と近づいてきました。ライブの行われる大阪・アメリカ村の「若松」さんの若店主とそのお母様にお会いするのも今から楽しみです。若店主は、アメリカのインディアン居留地に十代のころ数年にわたり滞在されていたそうですから、本当にいろいろなお話が聞けそうです。
 
 4月29日のライブのお知らせは、「花と爆弾」ホームページや読者の方へのメルマガでもお知らせしましたが、こちらでももう一度ご紹介させていただきますね。

◆4月29日(金・祝) 若松2F(座敷の間)
出演【ココペリ】(曲目:「花と爆弾-空爆の町で」)
とんぼ玉作家の金井耕平さんの作品展でのライブです。
19:00~ 投げ銭 
大阪市中央区西心斎橋1-10-6 (御堂筋、日航ホテル西裏) 06-6245-5150

 それから、ココペリさんが作ってくださった曲「花と爆弾-空爆の町で」は、近日中にArt for Peaceでご紹介します。「ココペリ」のリーダー、マルコさんの突き抜けるような歌声が素敵ですよ。お楽しみに!
 

2005/04/17

 
 今日は、新開地ミュージックストリートで開催されるアート縁日の出店者への説明会に参加してきました。HPやメルマガでもお知らせしましたが、以下の日程で開催されます。

◆5月7,8日(土・日)アート縁日・湊川公園 at 新開地ミュージック・ストリート
新開地から湊川公園まで、ストリートは音楽とアートにあふれます。 「花と爆弾」は、湊川公園で本・ポストカード販売とお絵かき会を開催します。

 昨年、妹と一緒にフラッと立ち寄って、あまりの楽しさに、次は絶対に出店しようということになっていました。そして、今日ようやく出店者説明会ということで、ちょっとワクワクしながら、会場の受付で名前を告げました。すると、「小橋さんですか?『花と爆弾』読みましたよ。」との声が。声の方向を見ると、関係者らしき小柄な女性がにっこり笑っていました。しかしその笑顔に見覚えもなく、私はキョトンとするばかりでしたが、女性は続けて、「タイトルに惹かれて買わしてもらったんですよ。今回アート縁日に応募してくださって、本当に嬉しいです。」

 ということで、有り難くもそのアート縁日担当者の女性は、『花と爆弾』の読者でもいらっしゃったのです!新開地のカフェで、『花と爆弾』を扱ってくださっているナフシャさんでお買い求めくださったそうで、本当に嬉しい偶然でした。

 「花と爆弾」のコンセプトは、アートをとおして平和の願いを広げられたら・・というものですが、こんな風に、私の知らない間に、アートに関係されている方の手元に届いていて、そしてその方とこうして一緒にイベントを作っていけるなんて・・・、なんだかとっても嬉しくなりました。
 
 アート縁日に出店される他の方々ともお会いしましたが、いろいろな分野からのアーティストが勢揃いという感じでした。イラスト、ビーズ細工、写真、陶芸、銀細工、木工などなど、当日は数々の力作が並ぶとこととなりそうで、私も他の参加者の皆さんの作品を今から楽しみにしています。作品は当日購入できますので、皆さんも世界に一つしかないような、素晴らしい自分のお気に入りアートを見つけに、ぜひぜひ湊川公園に遊びに来てくださいね。

2005/04/16

 
 新学期が始まって、キャンパスは桜の花と新入生の笑顔で、春の賑やかさに包まれています。今年度も英語教師として、何百人もの若者を受け持たせてもらうことになりました。やっと一回顔合わせをしたところですが、これからの1年間、お互いに有意義な時間を共有できたらと思います。

 さて、新学期の始まった4月11日。タイでも素敵なことが始まりました。覚えてくださっているでしょうか?昨年9月11日のピース・ライブで絵本を譲ってくださいと協力を呼びかけさせていただいたタイ出身の私の御近所さん、メイティニーさんの図書館がいよいよ建設着工となりました。

 昨年10月のWords for Peaceでお知らせしましたが、ライブでの呼びかけに応えて、ブックス三ツ輪の社長さん(『花と爆弾』もお世話になっています)が、出版社に働きかけてくださいました。その後多くの出版社さんから、ぞくぞくと絵本が寄せられ、その数は数百冊!先日、寄せられた絵本を見せていただきましたが、どれも新品で、また絵のかわいいもの、子供がとても喜びそうなものばかりを選りすぐって送っていただいているのが、すぐにわかりました。出版社の方々の子どもたちへの思いやりを感じて、私もとてもうれしくなりました。

 図書館の建設が完了するのは半年後ぐらいの予定だそうですが、その頃には目標の1500冊に到達できればいいなと思います。現在のところ目標の半分の700冊余りだそうです。もしも皆さまのお手元に、タイの子どもたちが手にして、夢を膨らませることができるような素敵な絵本があれば、私にご連絡ください。私からメイティニーさんにお知らせさせていただきます。

 「花と爆弾」ホームページのArt for Peaceに新しい作品が追加されましたが、もうご覧いただきましたか?そう、メイティニーさんから届いた、『花と爆弾』の詩の一節のタイ語訳です。

もしも爆弾ではなく本を落としていたら子どもたちは絶望ではなく未来を夢見ることができたでしょう
 
子どもたちに夢を持ってもらいたい。メイティニーさんとお会いするたびに、彼女が心から子どもたちを愛していることを感じます。タイの子どもにも、日本の子どもにも、持てるだけの愛情と誠意を注がれているメイティニーさんに出会えて、そして少しでもお役に立てて、とても良かったと思います。

 最後のなりましたが、メイティニーさんの図書館に絵本を寄贈してくださった出版社のご紹介をさせていただきます。
偕成社(東京都) 佼成出版社(東京都) 草思社(埼玉県) 瑞雲舎(東京都)
プラザ(大阪府) 文化出版局(埼玉県) マーケット・アクター(大阪府)   

 ご協力本当に感謝いたしております。図書館完成のあかつきには、図書館と寄贈絵本の写真もHP上でご紹介させていただこうと思っていますので、まだまだ先のことですが、楽しみにしていてくださいね。

2005/04/05

 
 昨日は、愛知県の春日井聖書教会に遊びに行ってきました。こちらの教会への訪問は今回が2度目となります。春日井教会はとてもユニークな教会で、月に一度ミュージック・カフェに変身するのですが、初めての訪問は、昨年7月。そのミュージック・カフェで「花と爆弾」の曲を作ってくれた安藤さん(昨年のこのブログにもよく登場させていただいたので、覚えてくださっている方もいらっしゃいますよね:)が歌を披露してくださるということでの訪問でした。

 今回はミュージック・カフェは少しお休みされていらっしゃるとのことでしたので、他の信者さんと一緒に礼拝に参加させていただきました。こちらの沢口牧師は、ありがたいことに『花と爆弾』の読者でもあられ、また音楽もお好きということで、メールという形ではありますが、親しくさせていただいているので、再会できることをとても楽しみにさせていただいておりました。礼拝には、多くの方々が集まられ、皆でこの平和を、また毎日十分な食事を与えられていることを神に感謝されていらっしゃいました。その清らかで温かい皆さんの思いに触れて、とても心が満たされる気持ちになりました。

 私は、別にこれといった信仰は持たず、どんな神様にもお願いをするという拙僧のない者ですが:)、教会の礼拝でも、お寺の法要でも、またピースライブでも、チャリティーパーティーでも、いつも感じることがあります。

「あ~、本当に誰もが、自分と家族が平穏に暮らしていけるような、ささやかな平和を願っているし、世界中の人たちに、同じように平和であってほしいと思ってるんだな~。」
 
 多くの方々の平和への思いを感じるたびに、私はこの活動を続けていくエネルギーを充てんさせてもらっているのですが、昨日の礼拝中も牧師さんのお話を聞きながら、また新たなるエネルギーを頂いておりました。そして、礼拝も終わりに近づいたころ、牧師さんが一冊の本を取り出されて、皆さんに紹介されました。牧師さんが手にされていたのは、『花と爆弾』。「暴力の連鎖を希望の連鎖に変えるためにあなたの力を分けてください」牧師さんは、『花と爆弾』の裏表紙の言葉を読み上げてくださり、信者の皆さんにご協力を訴えてくださいました。礼拝という貴重なお時間を『花と爆弾』の紹介に割いていただいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 また、礼拝の後、牧師さんと少しお話をさせていただきましたが、こちらのミュージック・カフェがきっかけとなって、「花と爆弾」の活動が、たくさんのミュージシャンの方々のご支援を得て、思いもかけない程広がっていったことにとても感謝していることを、お伝えしました。すると牧師さんはこう応えてくださいました。

 「この活動が必要とされているからですよ。必要とされているから、人々の支援が得られるのです。」

 こんな小さな個人の活動でも、必要とされている。そう思ってくれる人がいて、支援を差し伸べてくださる。そのありがたさを再認識させていただき、またこれからもずっとずっと、必要とされる限り続けさせて貰おうと、改めて心に誓った教会再訪となりました。

 最後に改めて、葡萄畑の真ん中の小さな教会、春日井聖書教会のご紹介をさせていただきます。沢口牧師は、以前はミュージシャン志望でいらっしゃったというほどの音楽好きの牧師さんで、教会にはいつも音楽があふれています。ゴスペル教室も開かれていますので、キリスト教に興味がなくても(?)、とても楽しい時間が過ごせる教会です。来る4月23日(土)には、春日井ゴスペルクワイヤーによるスプリングコンサートが開かれますので、お近くの方は、ぜひ覗いて見て下さいね。

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