2006/09/27

 
1年で1番嬉しい日☆

毎月1回配信させていただいている「花と爆弾からのお知らせ」の最後をいつも飾る(?)言葉

*収益の行方
原価、経費などを差し引いた収益の全ては、アフガン・イラクの子どもたちの支援に力を入れているNGOなどの団体に寄付されます。第1回、第2回の寄付は2004年と2005年の9月末に行いました。次回は2006年9月末を予定しております。


それが、今日でした~!!!!

しっかり収支計算をして、
はじき出た金額は、なんと!
254000円!!

寄付の内訳は!
宝塚・アフガニスタン友好協会      10万円
ペシャワール会              5万円
JVCイラク基金              10万円
JIM-NET(サブリーンちゃんのポストカード)4千円


今年度は、1月にも「アフガンの小さな夢を叶えたいライブ」で宝塚・アフガニスタン友好協会に12650円を寄付いたしましたので、今年度の総額は、266650円になりました☆


出版してからの総寄付額は621650円!!


詳細はまた領収書の画像などをUPして、HPや「お知らせ」でお伝えしますね。
さっき振り込みから帰ってきたばかりだから、もう、嬉しくて☆
この喜びを毎年味わえるのは、本当に変わらぬご支援をくださっている皆様のお陰です☆

今日から、また「花爆」新年度が始まったわけですが、、今夜はこの1年を振り返り、極上のワインでも飲もうと思います♪

2006/09/13

 
「花と爆弾」講演会 in 奈良

昨日は奈良の本門寺さんが、「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」という演題で、講演会を開催してくださいました。

本門寺のご住職に初めてお会いしたのは、今年4月の「with-若き女性美術作家の生涯」の上映会の時でした。その時「花と爆弾」を1冊ご購入くださったのですが、その後檀家の皆様にも「花と爆弾」をご紹介くださり、また今回の講演会という素晴らしい機会も与えてくださいました。

奈良での講演会ということで、ご住職以外は知らない方ばかりだろうな~と思っておりましたが、遠路遙々、神戸から知人がふたりも駆けつけてくださって、とっても嬉しかったです。
講演会では、9.11が前日だったこともあり、私にとっての9.11のお話をさせていただき、その後ピースライブの映像などもお見せしながら、「花と爆弾」の素晴らしい支援者の皆さんをご紹介させていただきました。

講演の後、
「ひとりひとりがちょっとずつでも何かすると、すごいものができるんやね~」って、声を掛けてくださった女性がいらっしゃいました。

「わたしひとりではできないことも、あなたと一緒ならできるから」という私のメッセージをきちんと受け止めてくださっていて、とても感激しました。

また、「アフガニスタンの音楽を聴いて、アフガンが身近に感じられました」とおっしゃってくださった方もいらっしゃいました。

拙い話でしたが、少しでも「平和のために何かできるかも」と感じてもらえたり、アフガニスタンやイラクを身近に感じていただけたら、これ以上の喜びはありません。


今回お世話になりました本門寺さんでは、毎月第2火曜日にいろいろな分野で活躍されているゲストをお招きして、講演会を開かれています。お近くの方は、またご参加ください。詳細は、Solone del' LotoのHPをご覧ください。

2006/09/11

 
9.11にまつわる真面目なお話

1973年9月11日、チリ。ピノチェト将軍がCIAの支援する軍部クーデターにより、民主的に選ばれたサルバドール・アジェンデの政府を転覆。その時のニクソン政権の国家安全保障補佐官だったヘンリー・キッシンジャーの言葉。「われわれは、ひとつの国がその国民の無責任なせいで、共産化するのを無為に見ている必要はない」

クーデター後、恐怖政治によって、何千人もの人が殺害され、拷問室の闇に消えてしまったそうだ。16年もの間、政府による突然の逮捕と恐怖の中で暮らしていたチリの人たち。そしてその政府を支援し続けたアメリカ。

もう少しさかのぼって、1922年9月11日、パレスチナ。イギリス政府はバルフォア宣言(ユダヤの人々のための国家を約束した宣言)に従って、パレスチナに委任統治を宣言する。 -以上、アルンダティ・ロイ著『帝国を壊すために』岩波新書(2003)参照

その後のパレスチナに住んでいたアラブ人の人たちの悲劇はご存じの通り。そして、今やパレスチナ自治区は青空刑務所と化し、その地に住む人々は銃撃と空爆の中での生活を余儀なくされている。そんな人権侵害と国際法違反を続けるイスラエルを支援し続けるアメリカ。

アメリカが、自分たちの悲劇ばかりでなく、他者の9月11日にも思いをはせることができていたら、2001年の9月11日の悲劇はなかったのかもしれない・・・。そして、新たな9月11日の悲劇を生み出さないために、今からでも遅くはないから、自分の痛みを抱きしめながら、他者の痛みを想像して欲しい。それが暴力の連鎖を止める唯一の方法かもしれないから・・・。
 

花と爆弾・ピースライブ&パフォーマンス詳報☆

去る9月9日、神戸は元町の素敵なジャズカフェ「萬屋宗兵衛」にて、第3回「花と爆弾・ピースライブ&パフォーマンス」が、多くの出演者と観客の皆様のご支援のもと、盛大に開催されました!

出演者並びに作品を提供してくださった方々16名! & スペシャルゲストの宝塚・アフガニスタン友好協会の西垣敬子さん!
客席にはお子さんもたくさん来てくれて、総勢70名!
6時半の開演時間から終了の10時過ぎまで、会場は皆様の平和への願いに包まれて、とてもとても素敵な夕べになりました。

皆さん、本当にありがとう。
なんだかバタバタして、十分なおもてなしもできませんでしたが、それでも「楽しかったです」とか、「とても新しい発見がありました」と声をかけてくださった初めて来て下さったお客様たち。ライブ終了後、「来年もやりましょう!」とメールを下さる出演者の皆様。1年に1回、みんなで集まって、平和への願いを表現する日があってもいいよね~と、あらためて、ご縁あって開催させてもらっているピースライブの意味?みたいなものを、感じさせていただきました。

募金総額は販売グッズの収益も併せて、68,467円となりました☆
この皆様からお預かりした浄財は9月末に、この1年間の『花と爆弾』の純益とともに、アフガニスタンとイラクの子どもたちの為に活動するNGOにお送りいたします。
皆さんのお気持ちが、アフガニスタンでは、女子寮になり、水路になり、またイラクでは子どもたちのお薬となって、戦火に苦しむ子どもたちに届きます。戦乱の地の希望の種である子どもたち・・・きっと素晴らしい花を咲かせてくれると信じて・・・、これからもコツコツとできることを続けていきたいと思います。


写真は、東京からピースライブに参加するために来てくださった、アフガン音楽ユニットのバハレ・ヌールさん。

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