2009/08/27

 
ともだちになるために

♪♪                 ♪
ともだちになるために 人は出会うんだよ
どこのどんな人とも きっと分かり合えるさ
ともだちになるために 人は出会うんだよ
同じようなやさしさ 求め合っているのさ

今まで出会ったたくさんの
君と君と君と君と 君と君と君と君と
これから出会うたくさんの
君と君と君と君と 君とともだち

「ともだちになるために」MMCC from Afghanistan


今日もエフエム宝塚さんにて、夕方6時20分より私のトークが放送されます。

今日は、毎週土曜日に発行させてもらっているメールマガジン「7世代に思いをはせて」と、9月19日に予定しているアフガニスタン支援活動をされている前田真吹さんのトーク会について。

最初に紹介させてもらっている歌詞は、
アフガニスタンの子どもたちが日本語で歌ってくれている
「ともだちになるために」

前田さんのトーク会で初めて聞かせてもらって、あまりにもかわいい歌声なので、ラジオでも紹介させてもらいました。


☆9月に予定しているトーク会です☆

カフェ公民館 with マルコ・ライブ
「アフガニスタンで今、起こっていること」
トーク:前田真吹(フリーカメラマン)
日時 :2009年9月19日(土) 開場17:00 開演:18:00
場所:クロスロード・カフェ
参加費:1500円(ドリンク別)
主催:小橋かおる
ご予約、お問い合わせはクロスロードカフェ
クロスロードカフェ
TEL:072-777-1369
crossroadcafe@gaea.ocn.ne.jp


♪日本で寄付を募ってアフガニスタンに井戸を掘った前田真吹さんのトーク会です。




最後に今週の中国語訳「花と爆弾」からの1首。

(中国語訳)
夏天的早上让我想要
用吸尘机吸入一口气
沙漠上排列着走的一切坦克

・列をなし進む戦車を掃除機で
   いっきに吸ってしまいたい夏

(「花と爆弾ーもう、戦争の暴力はやめようよー」p.59)

2009/08/22

 
「花と兵隊」

今日は大阪第七藝術劇場にて公開中のドキュメンタリー映画「花と兵隊」を観て、
その後の松林要樹監督のトーク会にも参加してきました。

30歳になりたての青年監督が撮った、旧日本兵としてビルマで戦い、
離隊して現地に残った「未帰還兵」の今。


監督が未帰還兵の方たちと接触を始めたのは、彼が27歳のときだそうです。
そして彼らが離隊したのも、ちょうど27歳前後。

同じ日本人の男として、
「今の自分が兵隊として、遠い異国で戦っているとしたら・・・」
「27歳の自分が、今の日本に生きているとしたら・・・」
撮影するほうも、されるほうも、いろいろな思いが交錯した1年半という取材期間だったのではないでしょうか。


そして、いくら親しく交流しても、言葉にしえぬ思い。


「なぜ日本に帰らなかったのですか?」

「言えないことがあるのです。」

そのあとに続く長い沈黙。
カメラは黙々と働く蟻を細かに映します。


その沈黙にこめられた思いは何なのか。
ご覧になって、あなたがその沈黙を埋めてください。



花と兵隊
9月11日まで、大阪第七藝術劇場にて公開中。
東京公開中、ほか順次公開。
松林監督のブログ 


追記:
監督の要樹さんから以前、「花と~」つながりでご連絡をいただいたことがありました。
今日はじめてお会いしましたが、すごく好青年でした。
若い監督に、若い聴衆。
なんだかその新鮮なパワーにうれしくなった一日でした。

2009/08/20

 
エフエム宝塚、今日の放送は平和活動のきっかけです

今日もエフエム宝塚にて、
夕方6時20分より私のトークが放送されます。

今日はその放送用に書いたキューシートから、
放送内容を少し御紹介しますね。


**
DJ> 平和活動を始めるきっかけはなんだったんですか?

Kaoru> (2001年以来)ずっと落ち込んでいて、何かしたくても、何をしていいかわからず、それでもっと落ち込んで、という悪循環に入っていたわけですが、ある日いつものようにBon JoviのCDを聞いていたのですね。そしたら、ある歌詞がす~っと、心の中に入ってきたんです。

Close your eyes,
and see my blue skies breaking through these dark clouds.
You are the light.

目を閉じて、
そしたらぼくの青空があのくらい雲を打ち破っていくのが見えるよ。
そして君がその光だ。

というような意味なんですが、
その時、「あ~、目を閉じたら、今の世界の嫌なものも見なくていいんだ。そして、自分の理想の世界を自分の中から築いていけばいいんだ」って、なぜか感じたのです。

そして、ちょっとハチャメチャな感じの「花と爆弾」の短歌がふっと湧いてきたんですね。

(中略)

それがきっかけで「花と爆弾」が出版され、また多くの方のご支援をいただき、これまで収益を寄付をするという形で、アフガニスタンやイラクの子供たちの支援をさせてもらうことになったのです。

                                

DJ>ではこのあたりで一曲、音楽をお送りしましょう。曲紹介をお願いいたします。

Kaoru>ちょっとうるさいかもしれませんが、私に「花と爆弾」を書かせてくれた曲です。
Bon Jovi “ The Distance” 

**


ということで、
何がきっかけになって、人生が変わるかって、ほんとうにわからないものなのですよね~。

あの一瞬がなければ、今でも悶々と悩んでいるのでしょうか???



さて、今日の放送で中国語訳される拙歌は、
一番最初に湧き出てきた、ハチャメチャな短歌です。


咱们(zánmen)把核炸弹(bǎhézhàdàn)凑一凑(còuyīcòu),送到木星吧(sòngdàomùxīngba),
因为(yīnwéi)明年春天(míngniánchūntiān)桃花要开了(táohuāyàokāile)
                  
  
核弾頭を集めて送ろう木星に
春には桃の花が咲くから
『花と爆弾ーもう、戦争の暴力はやめようよー』(p.13)


この短歌が湧き出てきてから、もう6年が経ちましたが、
いまだにアフガニスタンに平和は訪れません。。。


小さな事しかできないけれど、
小さな光でも、灯しつづけようと思います。     




エフエム宝塚の関連ブログ

2009/08/13

 
エフエム宝塚8月13日の放送・・・Love

8月13日の放送は、終戦の日も近いということで、宝塚・アフガニスタン協会の西垣敬子さんに、終戦の頃の思い出を語っていただきます。

毎年アフガニスタンに赴くという元気な女性ですが、実はお年は7?歳。終戦の年は小学生で、家族と共に台湾で暮らしていらしたそうです。

日本が負けて、台湾から脱出。
日本への船の暗い船倉で3日間。

その時の体験が、初めてアフガニスタンの難民キャンプを訪れたときに、ありありと蘇り、「なんとかしなくちゃ!」と体が勝手に動きだしたそうです。


日本では、64年前に戦争は終わりましたが、
アフガニスタンをはじめ、世界中にはまだまだ戦禍に苦しむ子どもたちがたくさんいます。

早く地球上から戦争がなくなって、愛で満たされますようにとの願いを込めて、今夜はこの曲をおとどけします。

John Lennon "Love"



今週は、「花と爆弾」の短歌の中国語訳も紹介されます。


阴天后(yīntiānhòu)时不时(shíbùshí)炸弹(zhàdàn)会落下的(huìluòxiàde)市镇里(shìzhènlǐ)
孩子们(háizimen)依然(yīrán)会发现(huìfāxiàn)阳光(yángguāng)
                  」

・曇りのち時々爆弾降る町に児らは光をすくって遊ぶ
 (『花と爆弾ーもう、戦争の暴力はやめようよ』p.19より)
  




エフエム宝塚さんのブログでも今日の放送の紹介がされています。

2009/08/06

 
8月6日

去年、一昨年と8月6日は広島で過ごしていました。
広島出身のシンガーソングライターの田中ルミ子さんと出会ったことで、「花と爆弾」がCDとなり、一昨年は元安川沿いの会場で、NHKのキャスターの女性が「花と爆弾」の詩を朗読してくださって、ルミ子さんがピアノを弾きながら歌ってくれました。

昨年は原爆ドーム前の親水テラスで広島の中学生たちが詩を朗読してくれて、ルミ子さんが「花と爆弾」を歌ってくれました。

今年は行くことができなかったけれど、エフエム宝塚にて、田中ルミ子さんの代表曲「夏の朝」を放送してもらいます。宝塚周辺では6時30分ごろに放送され、そして原爆ドーム前では8時ごろにルミ子さんが思いを込めて、今年も「夏の朝」を歌われます。
田中ルミ子さんの「夏の朝」と「花と爆弾」は、こちらのサイトでご視聴いただけますよ。
Rumiko-Myspace
もう二度と、あのような悲劇が地球上のどこにも起きないことを強く願いながら、ルミ子さんの歌声を聴かせてもらおうと思います。


また本日の放送では、宝塚アフガニスタン友好協会の西垣敬子さんにもお越しいただいて、アフガニスタンでの活動のことや、アフガニスタンの人々が日本に寄せる思いもお話いただきました。もう30年も戦争や内戦で戦闘が続くアフガニスタン。人々は太平洋戦争で焼け野原になった日本が、戦後大きく発展を遂げたことにとても感心してくれているようです。

アフガニスタンの戦闘も1日も早く終結して、みんなで力を合わせて地域の建て直し、そして国づくりに励める日がきますように。



関連サイト
エフエム宝塚
エフエム宝塚番組紹介ブログ(8月6日

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