2010/04/30

 
「へんぱく」閉会式

昨日の「変!地球博覧会」略して「へんぱく」閉会式は、とても楽しかったです。

沖縄のジュゴンの保護キャンペーンをされている方や、やんばるの森を守りたい、山口の上関原発の建設をとめて、田ノ浦の海と祝島の自然とともに生きる人々の暮らしを守りたいと活動する若者たち。

様々な命とつながって、また大地とつながって生きることをこれからの生き方として選んでいる・・・そんな人々の集まりでした。あの空間にいて、とても心地よかったです。


閉会式の最後を飾ったのは、縄文トランス音楽といわれるラビラビさん。
パーカッションお二人にボーカルの3人組ユニットです。縄文の言葉や、アイヌの言葉に乗せて、
みんなの祈りを天に届けてくれるような音楽でした。


彼らのドラムのビートとともに、大地とともに暮らしていたネイティブ・マインドを持った人たちが集まって、何か新しい流れを起こしてくれるような気がする・・・そんな力強くて、気持ちいい音楽でした。



それで、昨日は遅くまでノリノリだったので、原画の搬出ができなくなってしまいました。
ということで、「へんぱく」での原画展示は5月5日ぐらいまでは続いているので、お近くにお越しの際は覗いてみてくださいね。


へんぱくの模様は会場の「のこされ島」さんのブログでも詳しく紹介されています。
心やさしい変人たちの1ヶ月。とくとご覧ください:)
のこされじまののこのこ日記(2010年4月)

2010/04/13

 


「へんぱく」でのトーク会

長年「花と爆弾」にご支援をいただいている通天閣のBAR「のこされ島」。島の主ののっこさんとかんぞーさんの沖縄への熱い思いで開催されている「変!地球博覧会」略して「へんぱく」にて、11日の日曜日にトーク会を開催していただきました。トーク会の前には、ジュゴン保護センターの皆さんの辺野古のジュゴンの楽しいご説明があり、またのっこさんを中心とする三線同好会も参加しての琉球音楽ライブもあり、かわいいジュゴンと、大好きな三線の音に心も体もへなへなな気分になってしまいましたが、11日のイベントの最後を飾るべく、しっかりとお話させていただきました。

話の内容は、日本が変わればアメリカが変わる。アメリカが変われば世界が変わる。そのためにはアメリカの戦費にこれ以上協力する必要もないし、また基地をこれ以上提供するも必要もないということでした。特に当日お集まりいただいたジュゴンを愛する人々の関心事、普天間基地の代替施設の問題については時間を割いてお話させてもらいました。

普天間基地の代替施設。その代替施設を沖縄、及び日本国内に作る必要はないと、宜野湾市の伊波市長は訴え続けています。私も彼の発言を裏付ける文書やニュースをいろいろと調べましたが、その発言は米軍の再編計画を詳細に検証した事実に沿ったものと考えられます。市長は「普天間の海兵隊はほぼ全体がグアムに移転される。これは2006年の『再編実施のための日米のロードマップ』によって明らかである。この変更によって2005年の『日米同盟:未来のための変革と再編』(=司令部のみの移転を合意)時に必要とされた普天間代替施設の必要性はない」と訴えていらっしゃいます。

伊波市長の声が、多くの国民に届くことを願っています。そしてまた、この米軍再編成が日本に何を意味しているのか、日米安保条約とはいったい何なのか、ひとりひとりが今一度しっかりと見つめなおす機会となることを願っています。

いろいろと難しいことを書きましたが、11日はとても楽しかったです。お集まりいただいた皆様からカンパとして、5898円もいただきました。これはすべて例年の9月のアフガンとイラクの子どもたちのために活動されているNGOへの寄付として使わせていただきますね。
のこされ島では、まだまだいろんな方がトーク会を開かれて、いろんなライブが企画されていますから、ぜひぜひお運びくださいね。


トーク会で紹介させてもらった伊波市長の発言に関する資料
米軍普天間基地を抱える沖縄・宜野湾市の伊波洋一市長が、日テレNEWS24の番組「代表質問」に出演
宜野湾市HPに掲載されている「普天間基地のグァム移転の可能性について


11日の模様を紹介するのこされ島のブログ

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