2011/04/21

 
「アフガニスタンに命の水を」上映会


4月13日から西宮のギャラリーSayaにて開催されている「花と爆弾」挿絵原画展も、いよいよ明日で最終日です。17日には上映会と茶話会を開かせていただき、荒野のアフガニスタンに水路を建設し、緑の大地を蘇らせたペシャワール会の活動を記録したドキュメンタリーを、参加者の皆さんと観させていただきました。東日本大震災で日本社会全体が揺れている中、集まってくださった方々には深く感謝いたしております。

ドキュメンタリーを見終って、話し合いました。
今回初めてアフガニスタンのことを知った若者は「すべてが驚きだった。こんなに貧しい国があるなんて・・・。自分も何かできるかも」と素直な感想を聞かせてくれました。
また若い女性は「水があれば生きていけるんだということがわかりました」と話してくれました。


「自然があれば生きていける」
「自然と親しくしていれば心がきれいなままなのかも」
「石と自分の手で造り出す水路。壊れても自分で直せる。今の日本では自分ではどうしようもないほど複雑なものが多いから、何事にも当事者意識が持ちにくいのかも」

日本とあまりにも違うアフガニスタンの生活。しかしそれは人間として地に足のついた生活なのかもしれないと皆が思ったことを、お互いに確認できた茶話会でした。


会の後は、東北で医療支援活動を続けるかまたみのる医師と東北の皆さんへの支援金を募り、またメッセージを書いてもらいました。
かまた医師は、これまでもチェルノブイリやイラクなど、放射能に汚染された地域の子どもたちの医療活動を支援されてきた方で、「花と爆弾」でも支援させてもらっているJIM-NETの代表でもいらっしゃる方です。
今は南相馬を中心に医療活動をされているとのこと。この上映会で集められた支援金(13,800円)とメッセージが、少しでも東北の皆さんのお役に立つことができればと願います。





当日寄せられたメッセージの様子です。
このクロスは5月8日のアースデイ@はまでらこうえん「いのちの広場」でも展示され、広場に来られた方にメッセージを書いていただくことにしています。お近くの方はぜひ当日お越しください。
「いのちの広場」詳細は、What's New on Flowers and Bombsをご覧ください。


5月14日追記
布メッセージが完成しました。募金とともに、JIM-NETを通してかまたみのる先生に届けていただきますね。


















5月30日追記
JIM-NETを通してのかまた先生への寄付が少しはお役に立てたかな?
かまたみのる公式ブログ「被災地を走るJIM-NET号

This page is powered by Blogger. Isn't yours?